続々 ページ3
太宰が云った
太宰「もしかして敦君に匿名の依頼をしたのって...」
A「うふふ、ちょっとした探偵業務の一環さ」
太宰「流石、Aさんだね」
その言葉で全てを理解した太宰は笑みを浮かべた
A「頭を使ったら甘いものが食べたくなるよねぇ...ケェキ屋さんに寄って帰ろうか」
太宰「はぁい」
その後、Aと太宰はケェキ屋に寄り予約していたケェキを購ってから探偵社に戻った
二人が戻ると既に事務フロア内の飾り付けは終わっていた
太宰「ありゃ?」
A「あれ?」
たが、探偵社員は誰一人としていなかった
そんな状況に首を傾げる太宰とA
A「誰も居ないねぇ」
太宰「贈答品でも購いにいったのかな」
A「ああ、そうかもしれないね」
太宰「でも私達を置いていくのは頂けないなぁ」
A「でも私達は事前に購ってるから行く必要性は無いと思うよ」
太宰「それもそうだ」
太宰はAの云った事に納得すると購い物袋をデスクに置いた
太宰「Aさーんこれどうすればいい?」
A「ん〜そこに置いておけば良いと思うよ。適当に置いて国木田君に怒られるのも面倒だし」
太宰「了解です。ケェキは?」
A「給湯室の冷蔵庫に入れといてくれ」
太宰「判りました〜」
暫く同じようなやり取りをしていると国木田達が帰ってきた
賢治「ただいまでーす!か」
A・太宰「皆お帰り〜」
国木田「二人共頼んだ物は_」
A「購ってきたよ」
太宰「デスクに置いてある」
国木田「む、そうか」
国木田は中身を確認するとそれぞれに指示を出していく
太宰「忙しそうだねぇ」
A「全くだ」
皆が慌ただしく動く中、太宰とAは椅子に座りのほほんとしていた
国木田はそんな二人を睨みつけると云った
国木田「お前達も少しは動け!」
A「充分動いたじゃないか。購い出しも行ってきたし誕生日ケェキも頼まれてないのに購ってきた」
太宰「面倒事は一応終わらせてるんだ。そこは怒るんじゃなくて褒めて欲しいくらいだよ」
国木田「それは感謝する...ってそのくらい偶にはやれ!」
太宰「酷いなぁ」
国木田「何処が酷いんだ何処が!!!」
すると太宰は横に座っているAに抱き着いた
太宰「うえーん!Aさん国木田君が虐めるよぉ」
A「それは酷いねぇ...国木田君も大人なんだからあんまり虐めちゃ駄目だよ?」
太宰の頭を撫でながらそのノリに応えるA
A「治の髪は柔らかいね」
太宰「そんな事無いと思うけど...」
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです! (2020年9月10日 23時) (レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの?珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い!!......ストレス軽減ってどうやってるんだろ?((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2019年5月7日 3時