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Aは中也の横まで降りて頭を撫でた

中也「っ......お、俺はあっち系にはなってません!!」

A「ふふっ冗談だよ〜」

太宰「あれ?中也...泣きそうになってない?」

中也「はぁ!?んな訳ねぇだろ!」

A「二度目は無くってよ!...かぁ」

太宰「あ〜あ、Aさんに訊かれちゃったねェ。中也」

Aが呟くと太宰は笑みを深めて中也を見上げた

中也「っ〜」

中也は頭部から湯気が出る様に顔を赤くさせ床を何度も踏み付けた

A「ふふっ可愛い」

Aは微笑むと中也は更に赤くなった

A「それにしても中也、見ない間に大人になったねぇ」

中也「え」

A「行成居なくなったりして御免ね。中也」

中也「っ.........ぐずっ」

Aが申し訳なさそうに微笑むと中也は帽子を深く被り顔を隠した

A「今からだと難しいがまた時間がある時にお話しようか」

中也「はい...!」

中也は大きく頷くと階段を登っていった

中也が居なくなるのを見届けると云った

A「却説、私達もそろそろ行こうか。いつまでもこんな所にいたら臭いが染み付いちゃう」

太宰「うん」

太宰はあからさまに不貞腐れながら階段を上がってきた

A「またムスッとして...一体どうしたんだい?」

太宰は小さな声で云った

太宰「狡い」

A「え?」

Aが首を傾げると太宰は不満を全て云った

太宰「中也ばっかり狡いよ!中也ばっかり構ってさぁ!私にも構ってよ!!中也中也中也って!彼奴ばっかり頭撫でて貰ってしかも照れてるし!本当、信じらんない!!」

完全に子供である

A「悪かったよ治、御免ね?ほらこれで許してくれる?」

Aは苦笑いを零しながら太宰の頭を撫でた

太宰「やだ。許さない」

太宰はそっぽを向いた

A「んーじゃあどうしたら許してくれるんだい?」

太宰「朝まで呑み。それで許す」

A「あはは良いよ。是非とも付き合おうじゃないか」

Aが返事をすると太宰は満足気な表情になり二人は階段を上り始めた

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作品ジャンル:アニメ
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです! (2020年9月10日 23時) (レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの?珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い!!......ストレス軽減ってどうやってるんだろ?((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rei | 作成日時:2019年5月7日 3時

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