続々 ページ11
Aがエリスと森の会話に微笑んだ瞬間＿＿＿
A｢おっと｣
ナイフが飛んできた
Aはひらりと躱すとナイフは壁に深く刺さった
A｢んもう...行き成り危ないじゃないか｣
投げた犯人である紅葉を横目にナイフを壁から引き抜いた
紅葉｢ふんっ｣
A｢何をそんなに怒っているんだか｣
森｢本当に昔から君達って中也君と太宰君に似てるよね｣
紅葉/A｢似てるか！/似てないね｣
紅葉とAが同時に云うと紅葉はAを見て舌打ちをし､Aはにやりと笑った
森｢ほらそういう所も｣
するとAは辺りを見回した
A｢あれそう云えばエリスちゃんは？｣
森｢物騒な雰囲気を感じたからね｡奥の部屋に避難して貰ったよ｣
A｢エリスちゃんを奥の部屋に行かせたって事はポートマフィア首領として私に何か云いたい事があるんだね？｣
森｢嗚呼｣
ポートマフィア 首領＿＿＿森鴎外＿＿能力名＿＿『ヰタ・セクスアリス』
森｢先ずはこれを｣
森は先程の緩んだ表情とは打って代わり真剣な表情になり一通の手紙をAに渡した
森｢差出人は判るよね？｣
Aは手紙を受け取り裏を見ると差出人の名前に目を見張った
A｢織田...作之助｣
森｢手紙は封蝋で止めてあるから見ての通り封は開けてないよ｣
A｢.....嗚呼｣
すると紅葉が首を傾げた
紅葉｢その織田って奴は一体誰なのじゃ？｣
A｢私と治の死んだ友人だよ｣
紅葉｢そうか...｣
A｢もう昔の話だからねェ...ま､有難うね森さん｣
森｢如何致しまして｣
A｢そうだ私も森さんに渡すものがあったんだ｣
するとAはベストから二通の手紙を出した
A｢ちゃんと読んでね｣
そう云って森の方へ手紙を放った
森｢ラブレタァかい？｣
A｢うふふ､そうかもね｣
紅葉｢お前達は莫迦か｣
森｢先刻から紅葉君辛辣過ぎじゃない？｣
紅葉｢お主らが悪い｣
森｢えぇ...｣
A｢それで森さん他の用は？｣
森｢何かAちゃん凄い帰りたいオーラ出てない！？｣
A｢疾く治に会いたいから｣
紅葉｢ブラコン｣
A｢え？｣
紅葉｢あ？｣
二人の間に不穏な空気が走った
A｢一応判ってない紅葉に云っておくけど紅葉も充分中也に対してブラコンだからね｣
紅葉｢A程ではない｣
A｢厭､紅葉の方が酷い｣
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです！ (2020年9月10日 23時) (
レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの？珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い！！......ストレス軽減ってどうやってるんだろ？((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか？ (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2019年5月7日 3時
