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正しいきみの落とし方�� ページ17
『リスナーとしてじゃない、恋愛としてAが好き』
こんなこと言われて嬉しくないはずがない
嬉しさで胸がいっぱいだった
『梨奈さんは、どうするの？』
｢梨奈には俺からちゃんと言う。だからお前は何も気にすることは無い｣
そんなことを何も気にしないで言うマホトが
かっこよくてしょうがない
息が詰まるほど嬉しくてやっぱりマホトで良かったと思えた
マホトと話していると
階段からトントンってリズムよく誰かが起きてきた
梨奈｢マホトくんおはよぅ｣
｢おう、梨奈おはよう｣
梨奈｢なんか甘えたい気分....チューして？｣
やっぱりさっきの事と言え見てられなかった
またあれだ、胸がヅキヅキしてきて
また悪い私に戻っちゃう
｢後でな｣
梨奈｢なんでー？梨奈とチューできないの？｣
｢いやちがくて｣
梨奈｢あ、Aちゃんがいるからだ。Aちゃん、帰ってよ？｣
私、この人生こんな直球に言われたの初めてだ
驚きのあまり唖然としてしまった
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作者名：わたなべさわちゃん | 作成日時：2017年9月5日 0時
