正しいきみの落とし方 (ページ2)

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正しいきみの落とし方② ページ2

『どんな子なの？』

｢んー？どんな子かぁ、まぁAと一緒で黒髪で笑顔が可愛くってまぁとりあえず全部かな｣

まぁ、しか言ってないし

昔はAの笑顔が一番だな！って言ってくれたのに

今のマホト君は私じゃなく、ほかの女の子

辛くてたまらなかった

｢お前どうした？やっぱ変だぞ？｣

『あ！そんなことないよ笑ほらほら編集終わらせな』

｢う、うん｣

マホト君が私に声をかける度に鼻の奥が

ﾂﾝｯてして涙を堪えるのに必死だった

そんな時

｢おー、Aじゃん来てたの｣

『…ジンくんじゃん』

ｼﾞﾝ｢いやなんか元気なくね笑｣

｢だよななんか元気ないよな｣

『何もないって笑』

ｼﾞﾝ｢ふーん｣

ジンくんはほんと感が鋭くて私が考えてることもすぐ分かる

だからほんとにそうゆう所嫌い。

まぁ他は全部好きだけど。

なんせ私の2番手はカワグチジンだもの

・

｢なぁジン｣

ｼﾞﾝ｢なに？｣

｢俺ね彼女ができました！｣

ｼﾞﾝ｢へー、そうゆうことね｣

そう言い、ジンくんは私の顔をちらっと覗き込んだ

ｼﾞﾝ｢フッわかりやす笑｣

『うるっさいなぁ』

｢は？なにがなにが？｣

私がジンくんの事を２番目に好きってことをマホトは知っている

だから何故かマホト君は拗ねる

でもなぜか、私は嬉しいはずなのに

心はズキズキ痛いまま