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もし他の方法があったら変えられたの？
――――――――――――――――――――――――
(……初、呼び出し。全然嬉しくないですよ。)
小さな嫌がらせはよく受けたが、呼び出しは無かった。
(多分鉄朗が止めてくれてたんだな……これって自惚れかな？)
「別れたって聞いたんだけど。どういうこと？」
「どういうことも何も……別れた、それだけ。」
あ、言い過ぎたかな。
相手側の怒りを買うのは勘弁願いたい。
「じゃなくて……お前から振ったって聞いたんだけど。」
「まあ……そうだよ。」
「は？ 鉄朗振るとかお前何様だよ！」
(……あ〜、なるほど。別れて欲しかったけど私『が』振られないと嫌なのか。)
「何様とか……別に、貴女達にもチャンスができたんだからいいでしょ。」
嘘。こんな人と付き合ってほしくない。
「は？ ふざけんなよ、『飽きたから』とかで振るとかお前最低だろ！」
胸元を掴まれる。
「……そんな理由じゃない。鉄朗を振ったのは私だけど……彼は私の事好きじゃなかった。多分私よりマネージャーさんの方が……」
「マネージャー？ 鉄朗ってアイツが好きなの？」
胸元を掴んだその人の顔が間近に来る。
「多分……でもはっきりはわかんない。」
「マネってあれだろ、１年のナントカ由香。」
「高橋じゃないっけ？」
「あ〜、可愛いとか言われて調子乗ってる奴でしょ。」
「うちのクラスにもいいなって言ってる男子多いよね。ありえなくない？」
怒りの方向が私じゃない方に向いたのがわかる。
しばらくヒソヒソと話していたが、代表格の一人がくすくす笑いながら話しかけてきた。
「ねー白崎サン、ムカつかない？ 後輩に彼氏取られてさ〜。」
「…………。」
「ウチらもさ〜、白崎サンと鉄朗ならまだ許せたんだけど〜、あの１年じゃほんとに不釣り合いだよね。」
どこまでが本気なんだか。
「……ムカつく。」
ぽつりと呟く。
が、彼女らが聞きのがすはずがない。
「だよねぇ！ だからさ〜……ウチらで締めてあげる！」
満面の笑みを浮かべる。
「取り敢えず……１年らにシカトするように言っとこっか！」
「呼び出して痛い目に遭わせよ？」
「……暴力はよくないよ。」
途端にシンとなる。
「……ウチらが協力してやってんのに良い子ぶんの？」
嘲るような声の中に冷々とした怒りが見える。
「じゃなくて…………体にキズ残ったら証拠が残るでしょ？」
「……アンタってそんな奴だっけ？」
さあね。
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えま - 舞璃花さん» レス遅れてごめんなさい！ 感動して頂けて嬉しいです……ありがとうございます！！！ (2017年1月20日 22時) (
レス) id: 9535ab89b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞璃花(プロフ) - お話とても良かったです！感動して泣いてしまいましたw続編を読むのがとても楽しみです！続編読んできます！ (2016年5月28日 12時) (レス) id: 0311422590 (このIDを非表示/違反報告)
えま - DA☆SA☆KU☆SYA(∩´∀｀)∩さん» ありがとうございます！！！ 続編の方もよろしくです！ (2016年4月12日 22時) (レス) id: c2b65fcd72 (このIDを非表示/違反報告)
DA☆SA☆KU☆SYA(∩´∀｀)∩(プロフ) - 見に来ました！ 面白かったのでついでにお気に入り登録もさせていただきます(≧▽≦)（（もう続編出てるんですけどね(笑) 続編のほうも評価しにいきますので('ω')ノ (2016年4月12日 19時) (レス) id: 409c42c952 (このIDを非表示/違反報告)
えま - おねむさん» ありがとうございます！！ 続編もよろしくお願いしますm(._.)m (2016年4月8日 23時) (レス) id: c2b65fcd72 (このIDを非表示/違反報告)
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