ド派手な野郎の養子になった【鬼滅の刃】

5 ページ5

「鬼が何だって坊主ゥ。鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ？そんなことはなァ」



「ありえないんだよ馬鹿がァ！！」



不死川が刀を刺し、すかさず竈門炭治郎が駆け寄る



「俺の妹を傷つける奴は柱だろうが何だろうが許さない！！」




「ハハハ！！そうかいよかったなァ」





「やめろ！！もうすぐお館様がいらっしゃるぞ」


「！！」


冨岡の放った一言に一瞬動揺した不死川





不死川の攻撃を避けた竈門炭治郎が頭突きをする




「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら柱なんてやめてしまえ！！」


「てめェェ…ぶっ殺してやる！！」



「お館様のお成りです！！！」




「よく来たね、私の可愛い剣士たち」

「！？」



お館様がいらした瞬間柱達は目にも止まらぬ早さで膝まづく



それより不死川さんが挨拶してるが普段とギャップあり過ぎないか


とかくだらないことを考えたいたらお館様から衝撃の一言が発せられる



「炭治郎と禰豆子の事は私が容認していた。そして皆にも認めて欲しいと思っている」



「「「！！」」」




賛否両論はやっぱり反対が多いかな



これまた色々考えているうちに手紙が読まれ始めた。



内容は禰豆子という鬼が人を喰ったら竈門炭治郎、鱗滝左近次、冨岡義勇が切腹すると言うものだった。


個人的には冨岡さんには死んで欲しくないので何とも言えない




切腹すると言っても人が死んでからは遅いと言う意見が出る。




「確かにそうだね」


うん、まぁ、そう、確かにその通りなのだ。人は戻らない死んだら終わりなんだ


けど…



「さぁ、そこで私がこのために呼んだAの意見を聞かせてくれないかい？」




『！？…私の意見ですか？』


「うん、けれど意見と言うより考えた可能性でもいいんだよ」




『！』


困惑する私を前にお館様は人を安心させる独特の話し方で言った



「君はこういう物事を客観的に考え正しい答え…いや、ちょっと違うかな？より理にかなった方を見つけるのに長けているからね」






少し昔、お館様にまだ数回しかお会いして無い時にある事を言われた



「いつでも君は先を見据えているね、けれどもそれは必ず得をするものでもないだろう。先を見えすぎるが故に諦めが早くなってしまうし、傷付く事もあるだろう」




「だから、君が何も考えずにただその時の気持ちや考えに素直で居られる相手を見つけなさい」そう言われて何だか私はとても救われた。

6→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す