ｽﾏｲﾙﾊｯﾄﾏﾝな先輩〈木村良平〉

＊26 別に… ページ31

無言のまま時間だけが過ぎていく。何だこの状況は



木村｢あのさぁ｣

『はい！なんでしょうか！』

木村｢…もうちょい危機感っての持って欲しいなぁ｣

『ききかん…？』

木村｢ほらもうないじゃん｣

『な、何に対しての危機感ですか…？』

木村｢だーかーらー！男に対しての！危機感！｣

『良平さんに対して？』

木村｢違う違う。俺に危機感は持たないで欲しい｣

『じゃあ、、誰に？』

木村｢同期組とかさ、？｣

『えっ、、と？』

木村｢っやっぱなんでもない｣

『えっ？！？どうしたんですか？？』

木村｢別に…｣


そう言いながら良平さんはタクシー会社に連絡していた


・


木村｢○○までお願いします｣

｢わかりました｣


タクシーでは必要最低限以外の事は話さない。一応声のお仕事をしてますので…笑


良平さんが告げた場所は良平さんのマンション。

直撃取材を受けた所だ。まあ今は公表ってかたちだからいいんだけど、ソワソワしてしまう。


木村｢大丈夫大丈夫｣

そんな私をみて気付いたのか良平さんがそう声をかける

そうそう、何を怖がる必要があるのか、でもあの記者さん嫌いなんだよなぁ…拓也の名前要らないでしょあの時…イラッとしたわぁ…


・

相変わらず豪華なマンション。流石大人気声優さん

人目を気にせず手を繋ぎ正面玄関から入る。なにこれ特別感。


『んふふ』

木村｢なに？どうかした？｣


『なんか堂々とできるのいいなぁって！笑』

木村｢…そうだなぁ｣


『さっおうち帰りましょ！』

木村｢お前の家じゃないんだけど？｣

『もう私のおうちみたいなもんです！笑笑』

木村｢当たり前だろ笑
はいどーぞ｣

『お邪魔し…ただいま！』

木村｢そう来たか笑…おかえり、A｣


・


岡本A@ーーー

だめだ、ちょっと幸せすぎる。


│


幸せすぎて怖いってこういうことなんだなぁ…




・

ノロケきた！？！？
幸せになっちゃってください！！！！！
きゅーぴっときゅーぴっときゅーぴっと!!!!
幸せなのはいいこと！！！
きついな！！ううん！！(リアコ)
人気声優手玉に取りすぎだろ
あれれ江guchiくんはいいのかな？
良平さん紳士そうだもんな…無理だしんどい
こういうツイートみると実感湧くからやだ


・


木村良平@ーーー

一瞬家間違えたかと思った。華やかすぎる


│

？？笑笑
いえまちがえた？www
おうちは間違えないでwww
家って間違えるものなの？wwww
華やか。。女子だ。女だ。

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