ｽﾏｲﾙﾊｯﾄﾏﾝな先輩〈木村良平〉

＊ 番外編 BIRTHDAY その3 ページ25

『いやぁ買ったぁ』

花澤｢いいお買い物できましたね！｣

『うん！ありがとう〜。。
あ、そうだ…カモフラージュ用のプレゼントも買わなきゃ！』

花澤｢カモフラージュ？｣

そう。プレゼントは私です♡とかぶっ飛んだこと軽く言えないから、その前に渡しておくプレゼントのこと、それで満足してくれたら、第2のプレゼントは渡さないつもりだ。だって、、良平さん的にも色々考えてるのかもしれないし、、、


花澤｢え！それで終わるつもりですかもしかして｣

『ギクッ』

花澤｢ダメですよちゃんと言わなきゃ！あ、ダメだよちゃんと言わなきゃ！｣

『敬語無しいいわ〜やっぱ。親近感湧く…』

花澤｢もう…笑｣

『じゃあ香菜ちゃんもやってよプレゼントは私♡って』

花澤｢むりです｣

『なんでっ！！！』

・

・


花澤｢いいですね〜！｣

『私は指輪貰ったのに良平さんに渡してなかったし、いい感じの見つかってよかった』

花澤｢準備は万端！！出陣するだけですよ！｣

『が、んばります笑』

・

・

時は変わってお誕生日当日

木村｢ただいま〜(小声)｣

『おかえりなさいー！』

木村｢おー！来てたのかー！｣

『いや、鍵空けてましたよね？笑』

木村｢あ、そうだ笑｣

『大丈夫ですか？疲れてます？』

木村｢んーん大丈夫｣

『(今日は多分ダメだな)』

『良平さん。お誕生日おめでとうございます！』

木村｢えー！すごい！！｣

壁にはHAPPY BIRTHDAYの文字と36の風船。シャンパンやケーキ、キャンドルまで用意した

『ふふん張り切りました』

木村｢ありがとお〜！！｣

『わっ！良平さん苦しいです笑』

木村｢ん…あ〜幸せだ、、｣

『ちゅーはご飯食べてからにしましょ！恥ずかしいので！』

木村｢はいはい笑着替えてくるね｣

・

・

木村｢あー美味しかった…ありがとな…｣

『いえいえ、あの、これ！誕生日プレゼントです』

木村｢…まだあるの！？これがプレゼントだと思ってたのに！｣

『そんなわけないですよ笑これはただのサプライズです』

木村｢…指輪？｣

『はい、良平さんに貰ったのみたいに高くないんですけど…似合いそうだなぁって…』

木村｢うおっ！ピッタリ！｣

『やった！！よかったぁ』

木村｢いやもうほんとにありがとう…｣

『ふふん…あと、今日は一つだけ良平さんの言うことなんでも聞いてあげます』

木村｢えー！なにそれー！1つなの…？｣

『大切に使ってください笑』

木村｢じゃあ、、Aからキスしてよ｣

『え』

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