ｽﾏｲﾙﾊｯﾄﾏﾝな先輩〈木村良平〉

＊ 番外編 BIRTHDAY その4 ページ26

『私からですか！！！？？？』

木村｢そうそう、はい！！｣

そう言うと目をつぶったまま固まってしまった良平さん

『えっ、するまで動かない感じですか』

木村｢うんうん｣(首だけうごいてる…)

『もーー！！！恥ずかしいなぁ』

『…っ…よし大丈夫大丈夫(小声)
…んっ』

木村｢ん、、やば…嬉し笑｣

『…こんなのでいいんですか…』

木村｢うん…？めっちゃ幸せだよ？｣

『…これより先はいらない…ですか…』

木村｢…えっ？｣

『もう一個、、一応プレゼント用意してて、、本当はこっちが本物のプレゼントなんですけど、、やっぱ恥ずかしくて…』

木村｢…聞いてもいい？｣

『っ…はい…あの、、、もう一個のプレゼントは…わたし……………なんちゃって…………はは』

木村｢……へ？？｣

『あ、いや、、ですよね！いら、要らないですよね笑
あははwそりゃそうだ笑』

木村｢いや、いやいや、ええ？誰に言われたの｣

『えっ？』

木村｢Aが言おうと思って言ってくれたの？それとも誰かに言えって言われたの…？｣

ほんとは拓也と安元さんだけど、ここで名前を出すのは違う気がした。正確に言えば名前を出したくなかったのかもしれない。

だから


ほんのちょっとの…嘘



『私が、、良平さんにあげたかったもの…です、、』


木村｢っ…今回はそういうことにしといてあげる
おいで？ベッド…行こっか｣

『…ひゃい…』

あ、噛んだ


・
・

木村｢っえ？ちょっと待って。こんな下着持ってたっけ？｣

『買いに行きました…』

木村｢買いに行った？！1人で？！｣

『香菜ちゃんと………』

木村｢花澤？！…………あーなるほど｣

『ど、ですか』

木村｢うん、めっちゃ可愛いよ｣

『んんんんてれる』

木村｢かわい…
とりあえず、朝まで付き合ってもらうから、よろしく｣

『お手柔らかにお願いします…』


・

その日は、甘くてちょっぴり恥ずかしい。そんな夜を大好きな人と過ごした。

30超えてるくせに何言ってんだって思われるかもしれないけど、それくらい良平さんが紳士で理想で仕方がない。。


乙女じゃなくても乙女になってしまう。


・


木村良平さんHAPPY BIRTHDAY でした！！！


(滑り込みアウト)

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