ｽﾏｲﾙﾊｯﾄﾏﾝな先輩〈木村良平〉

＊13 全然脈ナシじゃん・・・ ページ14

『切り替え…ってことですか？』

木村｢そーだねぇ…同じ職場だったら尚更…かなぁ｣

『(あれこれは遠回しに振られてるような…？だって私そんなん無理だし)』

『そうなんですね…』

木村｢まぁ俺が好きになったら多分そんなこと出来ないけどね笑｣

『…え？』

木村｢現場でも構っちゃうだろうし、ラジオでも番組でも何でも多分。…他の男の名前呼びとかも…無理かもなぁ｣

『(はい、フラグ回収致しました)』

『まぁ私たちみたいな職業だと尚更…人気出てくると会えなかったりとかすれ違いが多くなると…やっぱ現場でってなっちゃいますよね…』

木村｢そして社内恋愛のような事しか出来なくなる…と笑｣

『この業界しかないですもんねなんなら笑』

木村｢いいと思うけどな…声優同士で付き合うのも、結婚するのも｣

『ですよね〜笑
良平さん結婚願望ってあります？』

木村｢あるよ〜！一緒にキッチン立って料理したいなーとか。ショッピング行きたいなーとか！、｣

『いや結婚に対しての価値観可愛すぎませんか』

木村｢外手繋いで歩きたいよね｣

『可愛い。最高に可愛いです』

木村｢一応芸能人？の類だからさ、結婚するまではなかなかね…｣

『わかる…めちゃくちゃ分かります…手なんて繋げないしなんなら一緒に帰れないです笑』

木村｢……付き合ったことあるんだ同業者と｣

『へ…??』

木村｢なんか体験した事みたいに話すから｣

『あ、ま、まぁ…でも！昔！めちゃくちゃ昔の話ですよ！？』

木村｢……へぇー。で、Aは無いの？
結婚願望｣

『(誰かは聞かないんだ)あります(食い気味』

木村｢どういう人がいいの？笑｣

『…一緒にいて、無言になっても、気を使ったりしないような、、そんな人と巡り会えたらな。なんて思います…へへ』

木村｢(お前可愛いなおい！)｣

木村｢例えばどんな人？｣

『ないですけどタイプ的には干渉し合わない拓也とか。あとは……圧倒的一緒にいて安心する…良平さん、とか…へへっ』

『私何言ってるんだろ笑
あれですね睡魔と戦ってます笑』

木村｢はぁ…ほんっと可愛いね…｣

『っ…これから私に可愛いっていうの禁止です…
諦めつかなくなるんで』

木村｢…なんで？諦め？｣

『なんでもない。うん。なんでもないです！すいません長々と話しちゃって…おやすみなさい』

木村｢え、あちょっと？？…切れた…｣

『これは…終わったな…だって公私混同しないとか無理だもん(やばい)』

＊14 もう生きていけないかも→←＊12 まじでやばい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す