ｽﾏｲﾙﾊｯﾄﾏﾝな先輩〈木村良平〉

＊10 可愛いなぁ ページ11

木村｢俺からの電話が1番嬉しいとか…可愛い…なぁ｣

江口や自由、かっきーとかにはめちゃくちゃ心から素で接してる感じするのに、俺に対しては長いこと可愛がってても変わらない。それが少しもどかしかったりする。

木村｢やっぱ年齢か〜？いやでもかっきーも年上だもんなぁ…ん〜…｣
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悩んだ結果なんだかんだ仲のいい岡本信彦の方に聞いてみることにした


木村｢もしもしノブ〜？｣

岡本｢良平さん？どうしました？｣

木村｢(夢主)のタイプってどんな人かわかる…？｣

岡本｢(夢主)ちゃんのですか？ん〜
(これは！！どうすればいいの！？(夢主)ちゃんの好きな人は良平さんですよ！って言いたい！言えないけど！)
あ、年上が好きって言ってましたよ｣

木村｢まじで？｣

岡本｢はい！ラジオで言ってました｣

木村｢年上…そっか…理由とかわかる？｣

岡本｢小さい頃から大人、年上しかいない状況で育ってきたらしくて、年上との方が話しやすいって言ってましたよ！｣

木村｢…そうなんだ。でも俺と話す時なんかぎこちなくない？｣

岡本｢それは……笑｣

木村｢え、何…ノブなんか知ってるだろ｣

岡本｢ぼくはなにもしらないです｣

木村｢…はぁ笑
嘘下手すぎ｣

岡本｢僕の口からは話せません…｣

木村｢…ふーーーーんそっか。急に電話してごめんね？ありがと｣

岡本｢あ！いえいえ、全然大丈夫ですよー
お疲れ様でした〜｣

木村｢あーいお疲れ〜ばいばーい｣
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岡本｢っていう電話があったよどうすれば良かったの｣

『のぶくん泣なんかごめんよ泣』

岡本｢でも脈アリじゃない？！？｣

『……弄ろうとしてるんだよ…あの人ドSだから…』

岡本｢でもさ！気にしない相手の好きなタイプなんて聞かないって！｣

『ぬぅん…恋愛は本当に自信持てないしポジティブになれない…』

柿原｢押してダメなら引いてみる…とか？｣

『かっきー急に通話入って来るねびっくりした』

岡本｢引いてみる…｣

柿原｢そうだな…江口とか｣

『拓也？』

柿原｢良平に分かるようにだけ、匂わせてみたら？｣

岡本｢なんか恐ろしいこと考えてませんか｣

『…と言いますと？』

柿原｢今まで良平さん良平さん❤だったのを江口江口❤にしてみるとか｣

『そんなハート飛ばしてないんだけど』

岡本｢飛んでるよ｣

『心外』

江口｢……徹也さん俺巻き込まないで下さい｣

『拓也もヌルッと通話入って来るねびっくりしたわ』

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