ｽﾏｲﾙﾊｯﾄﾏﾝな先輩〈木村良平〉

＊9 どんな徳を積んだ？ ページ10

とりあえずAに電話…あーLINEしか知らねぇなぁ…

木村｢出るかな｣
・
・
『心配なんてないさっ！かーーおあげーてーすまいりん！今日の夕飯はオムライス〜
ﾌﾟﾙﾙﾙ)ん？LINE電話？誰だろ…う…

はぁぁぁああああああああぁぁぁ！？』

ディスプレイには‘良平さん’の文字

こーれーはー発狂したね。近所迷惑レベル
(ちゃんと防音のお部屋を借りています)

『これは…神からの試練…出るか、出ぬか…むむむっ…』

……結局



出ましたテヘペロ()

『は、い！もしもし…岡本信彦じゃない方の岡本です(小声)』

木村｢っあはははwww
お前、プライベートでもそれなんだ笑｣

『あの、良平さんからお電話ということは信彦さんの方かな〜と…』

木村｢ん〜俺間違えてないよ？｣

『へ、あ、の私にお電話でしょうか？』

木村｢そーそー｡Aに、電話｣

『あ、ありがとうございます(大声)
私前世でどんな徳を積んだんだろう…』

木村｢ふふふふ笑
俺からの電話だけでそんなに喜んでくれるんだ？｣

『もちろんです！人様からのお電話の中で今1番嬉しいです！！』

木村｢あ〜そっか…(これが天然なのか子悪魔なのか…可愛いな)｣

『？良平さん？』

木村｢あ、いやなんでもない大丈夫大丈夫！｣

『あの、ご用件は…？』

木村｢…別に用はないんだけどね？
昨日の電話、俺が入った途端A居なくなったから
どうしたのかな〜ってちょっと思って、さ？｣

『ひえ…いやあの…私がチキンなので…申し訳ないです…』

木村｢チキン…？
えぐとか自由とかに見せてるあの顔は？素じゃないの？｣

『お恥ずかしい…
あれは…ガチの素ですね…あは笑』

木村｢じゃー今のこれは？｣

『緊張してる岡本です…笑』

木村｢会って話はできるのに？笑｣

『なんか電話って緊張しません！？
私はします！』

木村｢あはは笑
かわいーーw｣

『！？っ？かわ、！？えぇ！？可愛くないですよ！？
良平さんの方が可愛いですよ！？』

木村｢は？wwww
なんで男の俺の方が可愛いんだよ笑｣

『そりゃ…私からすればめちゃくちゃ可愛いです(真顔)』

木村｢…あんま追求しない方が良いヤツか？
まぁいいや、またさ、リモートで飲み会とかしよ？｣

『はい！是非！かっきーとかも誘いましょ！
そんでもって配信とかしちゃいましょ！
…儲かりますよへへへへへ笑』

木村｢こらっ笑
まぁ考えとくかー笑｣

『ひひひ笑』

木村｢じゃまた連絡するね｣

『はい！お待ちしてます！』

＊10 可愛いなぁ→←＊8 無理だったわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す