俺の学校は腐男子と腐女子が10割を占めている【BL】

三十三話 ＊ お帰りになって頂きたいのですが。 ページ43

司「あー美味かった！Aって、料理上手いんだね！」



「…そりゃどーも。」







あの物体えっくs…コホン、目玉焼きを司は難なく完食した。





アレを食ってなんも思わないとは…逆にすごいけど呆れるな。









瑠衣「…ふーん。結局ネタバレしてあげないんだ？」




『うっせ。黙っときゃ大丈夫だろ。』




司「ん？なんの話？」




『べ、別に何でも！？』








司にはバレなくない。俺、嫌われたくないもん。





多少は不自然ながらも、食器を片付け、流しへと運んだ。









瑠衣「ホンットわかりやすいよな。」



『黙れ。』








瑠衣に鼻で笑われ、イラっとしたので取り敢えず清々しい笑顔でそう返した。





瑠衣のこーゆー笑いのことを“嘲笑”と言うのだろう。




…イケメンって、嘲笑してもかっこいいからいいよな。何でも似合うってムカつく。











瑠衣「…まぁ、そういうわかりやすくて単純なとこが可愛いんだけどね。」




『は？死ね。』




瑠衣「本性晒してからの俺の扱いかろ酷すぎる件について。」









知らねーよそんなこと。いちいち問題発言をする瑠衣が悪いんだろ。




つかもう朝食も食ったんだし帰れよ。








司「…じゃあ、そろそろ帰ろうかな。朝食も、ありがとね。」







その時、ソファーでボーッとしてた司がそういった。



空気読みナイス。

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