俺の学校は腐男子と腐女子が10割を占めている【BL】

三話 ＊ ドッキリですか。 ページ4

キーンコーンカーンコーン






今日の授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。






もうあっという間に放課後だ。






…なんか日が長いな。





もう夏に…って、もう夏終わりだわ！





まだ秋がきてないだけか。






1人でボケて1人でツッコむとか悲しすぎる。





あ〜、虚しい。





『…帰ろっと…』





…帰ってもやることないなぁ





今日は父さんと母さん2人とも仕事で帰ってこないし。





あ、2人とも居ないからゲーム三昧だわ。





っしゃー！





そうとわかれば速攻で帰ろ！







司「あっ、A待って！一緒に帰ろ？」







司が首を傾げて問った。





それが無意識なのがムカつく。




うっざ。ブリッコかよ！腹立つな！






…ん？そーいや、なんか司に用あったような…








『あっ！そーだ。手紙！！』





ポンっと手を叩いた。





忘れてたわ〜





司「手紙？」





『そ、お前に手紙があった。………ん、これ。』





パーカーポケットから手紙を取り出し、司に手渡した。





司、付き合うんかなー？





…そーなったらもう俺と遊んでくれないのかな。




なんかそれはそれで寂しい気がしてくるなぁ…









司「………んえっ！？……ちょ…A、俺のことそーゆふうに見てたの！？」






『は？何が？』






え、何急に。ビビるんだけど。





司は少し顔を赤くして頭をかいた。







司「んーっと…えっと…、俺は今までお前のことそーゆふうに見てなかったんだけど………………いいよ？」






『え？だからなんのことだよ。』






え、まじで司なんなの。





怖いわ〜





え？何？ドッキリ？




ドッキリなの？え、ちゃうよね？







司「…こ、これ____。」









俺が先ほど司に渡した手紙には、［ずっと前から好きでした。付き合って下さい。 相川A］と書かれて居た。








『はぁぁあぁぁっ！！？？』

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