溺愛され系女子4 【歌い手】

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男子「あー、やっぱ可愛いなAさん」

女子「なんか可愛すぎて近寄りがたいよね・・・」

男子２「まさに『高嶺の花』って感じだな！」

・・・全部聞こえてるっつーの！！！！
可愛くないし！！！どうせ無愛想だから近寄りがたいだけでしょ！！(´；ω；｀)

男子「じゃぁ今度から高嶺ちゃんって呼ぼうぜ！！」

女子「いいね！！」

・・・・私の名前すら呼んでくれないのね((
まぁ今に始まったことじゃないしいいかな

小学校の頃から美香以外はあまり私と関わろうとはしなかった
でもいじめられてるわけではなく、みんなも悪気があって関わらなかったわけではない
だからこそ辛かったのだ
人として、見られていないようで

美香「気にしないで、AはAなんだから。」

私の考えていることを悟ったのか、美香が私に言ってくれた

A「ありがとう、みっちゃん」

？「えー・・・っと、霧崎さん・・だよね？」

A「あ、は、はい・・・。」

みっちゃんと話していたら見知らぬ男子が声をかけてきた
苗字で呼ばれるのはなんか新鮮だ

？「俺、田中翔太っていうんだ！！一回霧崎さんと話してみたくて」

えへへ、と言いながら照れたように笑う田中君
そんな田中君を見て、私の顔が赤くなった

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