【銀魂3z】クリーン恋愛 ※リメイク中

被害者 ページ8

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「・・・神楽が沖田の事をあそこまで嫌う理由が分かった気がする」

「Aもやっと分かってくれたアルカ！」

「うん・・・ホントにクソサドだよ」






あのキス事件から時間は経過し、現在次の日の朝８時。教室で神楽と沖田のドSさについて駄弁っていた。







「お前、昨日総悟に何かされたのか？」






そこへ入ってきたのはトシである。此奴は普通に好きだ。変な意味じゃなくて、普通に。






「君達はどうしてこうもカンが鋭いの、変なトコで」

「変なトコってなんだ、オイ」







昨日も沖田に私が訳ありなのを見抜かれた。

何なんだ、剣道部はそういうのも鍛えてるの？？







「全く、部員の指導くらいちゃんとしてよね」

「さっきのは無視か！」


「マヨラーはもう黙るアル。A、相手にしなくていいヨ」







何か返してやろうと思ったら、神楽にそう言われたのでトシから目線を外した。






「テメェも本気にすんなよ！！」

「「……」」

「聞けやァァァ！」


「おーい、席着けよー」






そこへ、タイミングが良いのか悪いのか先生がやって来た。珍しく、定刻通りに。

このままトシを放置するのも可哀想なので、すれ違い様に、






「ちゃんと後で話すから」






とだけ言っておいた。







*






「すいやせーん、宿題の土方暗殺計画を一生懸命考えてたら遅刻しましたー」

「んなもん宿題なワケねェだろォォオ！」






沖田はいつも通り遅刻で、教室にはトシの本日二度目のシャウトが響く。トシは今日も沖田の被害者らしい。


私ははっと、ため息をついた

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