【銀魂3z】クリーン恋愛 ※リメイク中

勢いで ページ7

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あれから、家に帰って。


クソ天パとクソサディストの所為で若干遅くなった事を母親に心配されて、少し驚いた。仲が悪い訳では無いけれど、父親が亡くなってから、何処か私達の間には溝がある。

でも、それをお互い特に埋めようともしなかったし、逆に深掘りしようともしなかった。



少し話が逸れたけれど、一応私は“あの”沖田総悟と電話番号を交換してしまった事になる。沖田はアレでも女子の人気は高い。

番号を欲しがってる子なんて腐るほどいると思う。






「３z以外の女の子に知れたら、ヤバいな」






事故とはいえ、キスもしてしまった訳だし。しかし、沖田が真逆あそこまでの腹黒野郎だったとは。

トシから聞く感じからして善い人だとは思わなかったけど、『雌豚』とか普通は言わないし。


なんて、3Zの連中を普通の物差しで図ろうとすること自体間違っている。かく言う私も普通では無い。




ピロン♪



突然、スマホが鳴った。

見るとディスプレイには、『沖田総悟が友達になりました』、『通知が一件あります』と表示されている。






「なんで」






日取りを決めたにしては早い気がするけど。気になってトーク画面を見ると、






『よろしく。良いように使ってやらァ』






と。何なの一体！

ちゃんと挨拶するなんて律儀だな、なんて一瞬でも思ってしまった私の心を返して欲しい。







『なりたくてこうなってるワケじゃないから！何なのドS！！』

『別にいいんだぜィ？今すぐバラしても』

『一瞬でもアンタを律儀とか思った自分を殴りたい』

『そりゃいいや。元から崩れた顔が更に崩れる』

『やっぱお前を殴らせろ』






……何だろう。勢いに任せて色々言ってしまった気がする。

凄く馴染んだみたいな会話をしてしまったけど、一応沖田とは今日が初絡みだ。たぶん、クセが強すぎて物怖じてる場合じゃないんだろう。


ーーーその後、幾つかやり取りをしてから、夕飯に向かった。

被害者→←フルネーム【沖田side】

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