【銀魂3z】クリーン恋愛 ※リメイク中

本当の脅威とは ページ35

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「いけー！神楽ー、さっちゃーん！！」



『これは凄い！白組、ダントツだぁ！！』





ただ今、パン食い競争の真っ只中。



うちのクラスからは神楽とさっちゃんが出場しているのだが

神楽は元からとして、さっちゃんが凄い


俊足でパンに走り寄って正確無比のパン食い。更にまた俊足でゴール、と兎に角凄かった



私もあんな風にかっこ良く動けたらいいのに。





「おい、次お前出るんじゃ無かったか？」





隣で応援していたトシに言われてプログラムを見ると確かに次は私の出る競技だ






「ほんとだ、行かなきゃ……はぁ」



「ま、転けねェ程度に頑張れよ」



「出来たらね……」





取り敢えず、パン食い競争ももうすぐ終わりそうだったので、小走りで入場門に向かった






＊






・・ーーーそして。


その競技、綱引きは無事に勝利を収めることが出来た


まぁ綱を引いている時に仰け反って倒れそうになったけど後ろの近藤君の足を思いっきり踏むだけで済んだ



本当の脅威はこの後である





「あー、楽しみだなァ、“全員リレー”」



「思ってもないことばっか言わないでくれない？」





沖田の棒読みは毎度の事ながら腹が立つ

ーーそれよりも。



全員リレー。

これこそ今年乗り切らねばならない最大の試練だ



せめてちゃんと走らせて欲しい……

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