【銀魂3z】クリーン恋愛 ※リメイク中

まさかのお休み ページ17

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「あの先生」



「あー？俺ァ忙しいんだ後だ後」



「嘘つけ」





この人が忙しく仕事してる訳がない

忙しいのはツッコミの新八君やトシだ


…と、そんな事より。





「沖田って休みなんですか？遅刻とかじゃなくて」



「んだよ、あ、何、もしかして総一郎クンの事好きなの？気になってんの？いいねぇー、青春だねェー」



「アンタもかァァァア！！」





何でみんなそんな有らぬ勘違いするの！？

みんな頭クルクルパーなんですかコノヤロー！





「違うってんだよ！何だよお前らァアー！」





私は面倒くさくなって、目の前の天パ教師のモジャモジャを叩く





「痛い痛い！おまっ、先生のキューティクルな髪に何してくれてんの！？」



「知るか天パァァア！！！」



「休みだよ、休み！！総一郎クンお休みだって！
答えたんだから離せ！」



「……やっぱり休みなんだ…」





その答えを聞いて、取り敢えず手を離す

先生は乱れた頭をさすりながら、心底面倒くさそうに言った





「今朝電話あって、熱だとよ」





やっぱり、昨日私にパーカー貸したからだ。
彼奴も寒かったに決まってるのに。


何となく罪悪感を感じていると、先生がポンと手を打って言った





「あ、お前総一郎クン家にプリント持ってってくれよ。丁度誰かに押し付けようとしてた所だ」



「はいィィ！？」





何でそうなる。

っていうか、私沖田の家知らないし！





「ほらよ！頼んだぞ〜」





驚く私に構わず先生はプリントを私に押し付け、ブラブラと歩いて行った


ため息をついて、プリントを見ると一番上におそらく沖田のであろう住所が書かれていた





「マジですか…」





これ絶対私が行かなくちゃいけないパターンだよね


まぁ、沖田が熱出したのは私のせいでもあるわけだし……

行ってみるか。

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