潜入◯日目 ページ36
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side無し
「……あ…あの……すいません銀さん…あの、さ…刺さってます」
「え？何が？」
恐る恐るツッこんだ新八に、銀時は急いでクナイを抜き、後ろ手で隠し、惚ける。
それで惚けられる筈も無いのだが、銀時は刺さってないと言い張った。
押し問答を繰り広げる二人に、神楽や轟を含めた周りは完全に呆れ顔である。
「あのさァお前さァホントにさァ……空気を読めよ。ここは流せよ、ここは刺さってないカンジにしとこうよ。俺メッチャカッコ悪いじゃん。完全に全部打ち落とした顔してたじゃん。メッチャ恥ずかしいじゃん！！
ヤベーよ俺ちょっと恥ずかしくて振り向けねーよ。笑ってない？みんな笑ってない？大丈夫？」
物凄い勢いでペラペラと言い訳というかなんと言うかをまくし立てる。
因みに周りは笑いを通り越して呆れ返っている。
轟も、Aに聞いていた銀時と違っていたので戸惑いつつ、矢張り呆れていた。
「わっちの攻撃を全て打ち落すとは、何者じゃ、ぬし」
「気ィ使ってくれてる！！全部打ち落としたことにしてくれてるいい娘だよあの娘いい娘だよ」
「血だらけなのにな」
月詠のいい人加減に驚きつつも、銀時は何事もなかったようにシリアス顔に戻る。
「攻撃？そいつぁ悪かった。俺ァクナイがのんびり散歩してんのかと思ったよ」
そしてニヤリと挑戦的な笑みを浮かべて、顎に手を添えた。
「どうだい、こんな物騒なモンより俺ともっとイイもん刺し…」
ーーただし、クナイのブッ刺さった、血の滴る手を。
一瞬沈黙した銀時達は、即座に後ろを向いた。ノリで轟もそれに合わせる。
「ヤベーよ腕にも刺さってた。見られた！今の完全に見られた！」
「アンタ結局全然打ち落とせてねーじゃん！！あちこち刺されまくってんじゃん」
「お前ホントに強いのか」
「ヤバイどうしよう。笑ってるだろ、アイツら笑ってるだろ。だって味方も笑ってるもん。もう無理だ。帰るわ俺。病院行くわ」
「落ちついてください。轟くんは笑ってませんから。打ち落としたカンジにするから恥ずかしいんですよ。身を挺して晴太君かばったことにしましょ」
ーーまあ、轟くん絶対呆れてると思うけど。
と、銀時に言い聞かせたながら、無表情の轟を見て、新八は思った。
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ユユユ - 頑張ってください！ (2018年12月31日 23時) (
レス) id: 565f07b5a9 (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - 大好きです！ (2018年12月31日 23時) (レス) id: 565f07b5a9 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん(プロフ) - これからも頑張って下さい！ (2018年9月9日 0時) (レス) id: 7151c9dc13 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - コハクさん» コメントありがとうございます！お気遣いまで本当感謝しかありません。頑張りますので、応援よろしくお願い致します！ (2018年8月19日 14時) (レス) id: 9c5936b685 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - ふぉぉぉ！ついに吉原炎上篇ですね！！すごくドキドキです笑 しかし暑い日が続いているのでお身体に気を付けて、無理せず頑張ってください！！更新楽しみにしております！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: e8820f2209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2018年4月19日 20時
