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25歩目 ページ26
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「ずるいわぁシャオちゃん、毎朝Aちゃんとこの道通ってんの羨ましいなホンマ」
「毎日小中高って一緒に登校してみ？話すことないで？だいたい無言やもん」
俺らとはずっと喋ってるのに？と聞き返すと、Aと趣味が合うわけじゃないねん、と返ってくる。え、そうなん？
「せやで、Aんとこってガッツリゲームする家庭じゃないんよ。」
「はえ、そうなんや。じゃあ普段2人はなにやってるん？」
「特に何もしてないで。喋って、食べ歩いて、寝る。これだけや」
「ね、寝る！？！」
「そんなんじゃないわ！やめろ、想像したやんけ。嫌やわ…鳥肌たってきた」
「なんでや…Aちゃんええ女やんか」
「姉ちゃんや妹の身体で興奮しないのと一緒やで。まぁ姉ちゃんも妹もおらんけど」
「なるほどなぁ」
そのまま談笑しながら、Aちゃんの家へと向かった
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作者名：良質な睡眠 | 作成日時：2022年3月31日 15時
