GUILTY 2 (ページ9)

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A｢ねぇ、宮近先輩。｣

先にベッドに入って寝てるAを起こさないように静かに入ったつもりだったけど起きてたのかAが話しかけてきた。

｢ん？どしたの｣

もぞもぞと背中を向けてたAが俺の方に体を向ける。

A｢私と海人先輩って腹違いの兄妹だって誰かから聞いたことある？｣

え、、、、？

いきなりの爆弾発言投下に言葉を失っている俺。

海人とAが腹違いの兄妹？

A｢海人先輩とかから聞いたことあるかと思ってた笑

そっか、知らなかったんだ。｣

そう言いながら俺の胸に顔を埋めてくる。

A｢私もね、最近知ったんだけど。

海人先輩と奈緒ちゃんは高校の時から知ってたみたいだよ｣

そう言いながら言葉を続けるA。

A｢兄妹だから仕方ないって思ってたんだけどさ

…本当のお兄さんは別にいるみたいなんだよね｣

海人とAが、腹違いの兄妹って言う事実もまだ俺の脳みそは処理できていないのに

A｢明日、会ってみようと思うの｣