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乾かし終わって、くしで丁寧にとかす
『サラサラだね』
亮「俺は短いからね、Aは長いのにサラサラじゃん」
『ヘアケア頑張ってるんだ〜』
『はい、終わったよ』
亮「ありがとう」
『一気に眠くなってきた〜…
あ!』
亮「何?」
『化粧水と乳液塗ってない、!』
亮「明日乾燥しちゃうから塗らなきゃね」
『貸して?』
亮「いいよ、翔太に教えてもらったやつだから肌めっちゃモチモチすべすべになるよ!」
そう言って持ってきたのは、私でも知っている高いやつ
『これ使ってるの?』
亮「翔太におすすめされて試しに買ったら当たりだった笑」
『渡辺さん肌綺麗だよね〜』
こんなに努力してるんだなぁ
亮「あ、クリーム余った」
色々塗っていると、亮平が独り言のように呟く
『なんの?』
亮「ハンドクリーム。Aにあげる」
そう言って私の手にクリームを塗ってくれる
私の手に優しくクリームを塗っていく亮平
『それ阿部亮平だから許されるんだからね?』
亮「何が?」
キョトンとしてる亮平
『そんなの誰にでもして、好きにさせちゃったら可哀想じゃん、その気もないのに』
亮「誰にでもしないよハンドクリームあげるなんて笑
そもそもそういうシチュエーションにならないでしょ」
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作者名:Ryon | 作成日時:2021年1月4日 1時