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亮「なんかついてる？」
『なんで髪乾かしてこなかったの？風邪ひくよ』
亮「A起きてると思ったから」
つくづく優しい
幼なじみにこんなに優しい男の人が他にいるだろうか
『おいで、乾かしたげる』
亮「え？笑」
『いいから！笑』
亮「じゃあ、お願いします」
そう言って、ベットの下に座る亮平
『ベッド座りなよ、床冷たいよ？』
亮「だからだよ、足冷えるでしょ」
『あ、私が？』
亮「うん、俺まだ暖かいから」
私がベッドの上にいるから、亮平が自然と上目遣いになる
それが恥ずかしくて、亮平の顔にタオルを乗せて拭いてあげる
亮「もうタオルいいよー笑」
『はいはい、乾かしますよ』
ドライヤーを手に取ってスイッチを入れる
『懐かしいな』
亮「え？」
ドライヤーで聞こえないのか、聞き返してくる亮平
『なんでもない！』
昔泊まった時は亮平が私の髪を乾かしてくれたから
私が亮平の髪を乾かすのは初めてのこと
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作者名：Ryon | 作成日時：2021年1月4日 1時
