230voice ページ30
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鈴村「準備ええか?」
「よくないけどー?え、吐く。」
結局社長に無理やり設定など聞かされて、彩-LIVE組として出ることになった。
服とかもすべて私服だからなんか若い奥さんになった…()
「やっぱ無理!!」
鈴村「出番や!行ってこい!」
社長に強く背中を押されてセットに激突、顔面打った〜…痛い〜…。
鼻をさすっているとインターホンの音がなった。
そしてさっき言われた設定でアドリブを言う。
『星太郎…?』
奥さんということで落ち着いた人の声…
無理一言話すのに心臓…
そしてドアを開け舞台に足を入れる。
すると観客席からは軽く悲鳴が上がる。
みんなから驚いた顔で注目を浴びる。
いちばん驚いてるのはなーだから。
浅沼『お前…今更何をしに…』
『…小説…書いてるかなって思ったんだけど…随分キャラの濃い方がいらっしゃるのね…』
浅沼『こ、これはほっておけ。』
『そう…ねぇ、あなた今更帰ってくるのは悪いとは思ってるわ。だけど、あの時の私貴方を見ていられなかった…。』
浅沼『……そうか』
『私夢を見たの、あの小説を書いてる夢…だから今あなたが書いてるかなと思って…』
浅沼『……』
『…私知ってるんだから、夜な夜なあなたがあのファンレターを読んでること。』
もう何言ってるかわからない。
移動をして棚から手紙を取り出す。
浅沼『やめろ…』
『久我山先生へ。』
浅沼『やめろって。』
私は手紙に書かれている長い文をゆっくり丁寧に読んで…い…く…
『…先生の作品は勇気と元気を…。』
…あれ…。
浅沼『……?』
『……ねぇピンク。』
ミルルン『え?あたし?』
『違う…アホ毛。』
翔太『…僕ぅ?』
『これなんて読むの。』
翔太『えwww』
やばい漢字読めない…翔太兄の事言えない←
みんなに爆笑される
翔太『与えるだよ。あたえる。』
『そうだ…読めないとかじゃないから。ド忘れしただけ。勇気と元気を与えてくれます。』
浅沼『大丈夫ー?』
『大丈夫よ。ごめんなさい、読むのが下手なのよ。』
浅沼『急がないからゆっくりな?』
『はい。』
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月*LUNA*(プロフ) - 突然、すいません。“237”のところが、“337”になっています。 (2019年5月16日 0時) (レス) id: 039c6da5d9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 蒼井翔太君大好きこの小説最高 (2019年1月31日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Ritu(プロフ) - またまた続編おめでとうございます! (2017年10月30日 1時) (レス) id: 34e9386414 (このIDを非表示/違反報告)
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