146.翔太side ページ26
.
.
花園さんに連れられ、部屋に入るとリビングのソファに座らされた。
「えっと……紅茶でいいですか?」
翔太「あ、お構いなく……。」
……半ば強制的に連れてこられたけど……円怒らないかな……。
「荷物とか適当に置いて大丈夫ですよ。」
花園さんはそういって自分の上着をハンガーに掛けた。
僕はすぐ帰れるように荷物だけ右に置いて、上着はずっと着込むことにした。
3分ぐらいするとホットの紅茶が運ばれてきた。
……すぐ飲んで帰ろ。
僕はカップを持つと少しふぅふぅと息をかけ口にかけた。
翔太「……ご馳走様ッッ。」
「え?蒼井さん?!」
一気に紅茶を喉に流し込み一瞬にして空にすると、カップを机に置いた。
舌が痛いけど気にしない←
早く帰らないと。
翔太「じゃあね!!僕帰るから!!」
「蒼井さん!!ちょっと待ってくださいッッ!!」
早く帰らないと……円が……!!
僕はカバンを持ち立ち上がると円に連絡しようとポケットから携帯を取り出した。
翔太「……LINEしなきゃ……。」
LINEを開くと突然の目眩に襲われた。
アレ……眠たい……
さっきまでそんなに眠くなかったのに……なん……で……。
突然目の前が歪み、ふっと真っ暗になった。
329人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涙love - はじめまして涙loveと言います。主人公可哀想です。花園っていう女ムカつきます。クビになってほしいです。誰も味方がいないでほしいです。嫌われてほしいです。 (2017年3月24日 22時) (レス) id: e59d869c74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新頑張ってください(*^▽^)/★*☆♪ (2017年3月24日 1時) (レス) id: 6b495d3733 (このIDを非表示/違反報告)
一松大好き(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新頑張ってください。 (2017年2月15日 14時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ