ep.12 ページ12
インターン評価査定はA +
上々の評価を貰って私の2週間のオフは終わりを告げた。
結局、父様には会ってない。
「やあやあ才能の原石ことAチャン」
『絵心...聞いてないわよこのプログラム』
インターンも中盤戦にさしかかり、
新たな追加プログラムの資料を手に取った私は
仕事内容の急増に苦言を呈していた。
「ネオエゴイストリーグ、これから行われる試験の名前だが
欧州5大プロリーグからマスターストライカーと、
君たちと同年代の11人の超新星イレブンを各チームごとに招聘した。」
『招聘した、じゃないですよ。
シンプルに仕事量増えてるじゃないですか』
「まあそれが君の仕事だしね。
俺はサッカーのことしか頭にないし
君は料理のことしか頭にない。
お互いがお互いのやりたいことをやって結果を出すのが
ここ、ブルーロックだ。」
『私が学びたいのはプロの料理です。』
「相手は世界で何億も稼ぐプロだぞ
舌が肥えたやつに料理をふるういい機会だ」
話は平行線だが、
絵心の言ってることは一理あるだけに悔しい。
『〜〜ッやればいいんでしょ！やれば！』
「Hey!
私が顔を真っ赤にしてそう叫んだと同時くらいに、
部屋の扉が開いた。聞きなれない言葉と部屋に転がり込んできたのは明らかに外人。
私の地味な黒髪とは対照的な白から先端にかけて青くなったミディアムヘアに、首から手の甲に青薔薇クラウンのタトゥーを施している。
見た目が派手すぎて目がチカチカする。
『だ...だれ』
「彼はドイツのU-20代表選手。新世代11傑にも名を連ねているカリスマだよ」
『そうなんですね。不良かと思いました』
「
「言葉が通じないのは不便だろう。
御影コーポレーションが開発した独自の翻訳機器だ」
絵心から手渡された翻訳機器を耳に嵌めると
すぐに同時通訳機能が開始されこのいかにも性格悪そうですって顔の彼から日本語が流れてくる。
「おい、ここは何処だ」
『絵心の部屋ですよ』
「そうか迷ったのか、おい女案内しろ」
外人がさも当たり前のように軽く手招きするもんだから、
少しムッとして意固地になってそこから動かない選択肢を取ると、怒った顔の外人が駆け寄ってくる。
「お前だよ日本人の女！」
『私はシェフで案内係じゃないです』
「んなこと聞いてねえんだよ」
カイザー様に歯向かうとはいい度胸だな
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きゅんた(プロフ) - たるとさん» 初コメありがとうございます〜！誤字ってますね〜！指摘ありがとうございます♡主人公総受けなんでまだまだ関係拗れていったらいいなあ〜！！！ (2023年1月30日 2時) (
レス) @page17 id: 7cf9bc3205 (このIDを非表示/違反報告)
たると(プロフ) - 初コメ失礼します！！いつも楽しく読ませてもらってます！！玲王との展開も楽しみですしカイザーとの関係最高すぎます〜！！あと少し気になってしまったのですがティラピスじゃなくてピラティスな気がします！！細かくてすみません汗 (2023年1月30日 1時) (レス) @page17 id: 33239378f6 (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - まるさん» 報告ありがとうございます〜！外しました！ (2023年1月28日 13時) (レス) id: 7cf9bc3205 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ！ (2023年1月28日 7時) (レス) @page1 id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅんた | 作成日時：2023年1月21日 22時
