笑顔で隠した本心 (ページ9)

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私の知ってるフレッドよりも、幼くてまだあどけなさが残ってるようなホグワーツに入ってないフレッド。

泣きそうになるのを必死に堪える、今のフレッドからしたら初対面で泣く変な子になっちゃうし。

微笑みを浮かべて私はフレッドに手を差し出した。

『貴方も今年からホグワーツ？』

フレッド｢そうだよ、僕だけじゃなくてジョージもなんだ｣

私の差し出した手を握って嬉しそうに、微笑む彼に私は自然と笑顔になる。それと同時に改めて固く決意する。

(何があっても、今度は私がフレッドを守りたい)

『なら、一緒ね！ねぇ、私貴方とお友達になりたい！』

フレッド｢いいねぇ、僕も仲良くなりたいと思ってたんだ｣

ジョージ｢おい、相棒何してだ？｣

2人で笑いあっていれば、フレッドによく似たジョージが顔を出す。

『まぁ、同じお顔！』

フレッド｢僕達双子なんだ！｣

ジョージ｢ジョージ・ウィーズリー、よろしく！｣

ジョージとも握手をして少しの間、ホグワーツに着いて話してたら時間が経っていて母さんに呼ばれた。

『もう行かないと、フレッド、ジョージ！また学校でね！』

2人｢ああ、またな！A｣

また、2人と仲良くなれたことに安心しながらも本を買って母さんの手を握る。

母｢あら、いい事あった？｣

『ふふ、お友達が2人も出来たの！』

その日は母さんにフレッドとジョージの話をしながら家に帰った。そして9月1日を楽しみに残りの日付を過ごした。