笑顔で隠した本心 (ページ19)

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──────ﾎﾞﾝｯｯ！

スネイプ｢…Ms.チェントなにをどうすれば、大鍋が爆発するのか説明願おう｣

魔法薬学の授業で、私は大鍋を爆発させた。全ての根源は目の前で笑ってる双子…。

『はい、スネイプ先生…私は確かにヒルの汁を用意したと思っていました、ですが不思議な事に

ヒルの汁は蜘蛛の毒液になっていて、それを入れたら爆発しました、不思議ですね』

元より私はセブルス・スネイプという人間が嫌いだった、何よりも私達を裏切ったのは他でもないこの男。

だから、今も私には憎悪しかない。だからこそ私は笑顔で答える、スネイプ先生は眉にシワを寄せながら私を見る。

スネイプ｢すり替えられた…とでも言いたそうな発言ですな？｣

『その通りですよ』

私とスネイプ先生の間に冷たい空気が流れ、事の発端だった双子も黙って私達を見つめる。

スネイプ｢グリフィンドール10点減点｣

『…後で覚えてなさいよ2人とも』

結果的に私は点を引かれ、クスクス笑ってる双子を睨めば大鍋をレパロで治してから、ヒルの汁を持ってくる。

魔法薬学は苦手では無い、でも得意でもない。だからこそ頑張りたいのにフレッド達は授業中でも容赦なく悪戯してくる。

(仕返し…しないとなぁ)

私は仕返しのやり方をボーッと考えながら、調合していれば今度は素で調合の順番を間違えた。

『…あ』

──────────ﾎﾞﾝｯｯ！！！！

スネイプ｢Ms.チェント！！！！｣