笑顔で隠した本心 (ページ18)

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次の日私が目を覚ましたら何故かフレッドのベットに寝ていた、フレッドはジョージのベットで寝てたけど…無意識に入ってしまったのかと後悔しながらも身体を起こす。

(なんか…いい夢を見てた気がする…)

ずっと悪夢続きだったけど、昨日の夢はとても幸せだった気がした…魘されることなくちゃんと寝れたのは久しぶり。

『フレッドのおかげ？…なんて』

ジョージのベットで寝てるフレッドの頭を撫でてから、誰にも会わないようにゆっくりと部屋を出て女子寮に帰って授業の準備をする。

アンジェリーナ｢ねぇ！昨日何処に行ってたの？｣

『フレッド達と悪戯の計画を立ててたの』

部屋に入った瞬間、同室のアンジェリーナに問いただされたけど素直に答える。誤魔化してもどうせバレるし。

アンジェリーナに揶揄われながらも、笑いながら2人で大広間へと行けば席に着いて食事をする。

アンジェリーナ｢本当に何も無かったの？｣

『もう、執拗いよ？何もないって笑』

食事中もアンジェリーナが気になるのは、男子寮にまで泊まったのに何も無かったのか。

勿論、何も無かったのでこれはスルー。

アンジェリーナ｢じゃあ、好きな人とか居ないの？｣

『それは、居るよ？好きな人』

アンジェリーナ｢え！？誰！？｣

『秘密！』

丁度、食べ終わればアンジェリーナの質問攻めから逃げるように立ち上がり、大広間の扉へ向かえば丁度フレッド達が入ってくる。

フレッド｢お、おはよう！A｣

『？？おはよう、フレッド笑』

何処かぎこちないフレッドは、周りの人達を驚かせたけど、特にそれ以上何も無かったので私は魔法薬学の授業に向かった。