笑顔で隠した本心 (ページ17)

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-フレッド side-

夜中に目を覚ました、周りを見ればジョージとリーが寝てて床には作戦を書きなぐった羊皮紙と…Aが寝てる。

『…ん！？』

僕は1度見流したAにもう一度視線を戻して、慌てて起こそうとして辞めた。

Aは苦しそうに眉をひそめて涙を流していた、寝言で「…いかないで」と言ってる何の夢を見てるんだろう。

あんなに明るいAが苦しむような夢…。

『…A〜？』

起こすのは可哀想だけど、このままというわけも行かずに僕はゆっくりAを揺すればAは少し目を開けた。

A「フレッド…？あれだけ、女子寮押しかけたらダメって…」

『A笑？寝ぼけてるだ…ろ』

笑って完璧起こそうとした瞬間、Aは躊躇なく僕に抱きついてキスした。

A「フレッド、大好き」

寝惚けたままほほ笑むA、流石にキスされるとは思っておらず顔が熱くなる。

(今の…ファーストキスなんですけど…姫さん)

再度気持ちよさそうに寝ているAを自分のベットに寝かせてから、ジョージのベットに入ってベットの天蓋を見つめる。

『このことは…秘密にしよう』

今日初めてのキスを経験した日。でも知ってるのは僕だけ。