笑顔で隠した本心 (ページ12)

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フレッド｢よし！じゃあ最初のターゲットは管理人のフィルチだな！｣

『入学して少ししたら私が気を引くから』

ジョージ｢俺とフレッドが、糞爆弾を投げつける！｣

リー｢そんで、俺はフィルチに居場所を聞かれたら真反対を指さす｣

もうすぐホグワーツに着く頃、私達はローブに着替えてからもずっと話し合って到着と同時に、作戦を完成させた。

初めてのこの3人との悪戯、絶対に成功させたい…それに、この3人が居るグリフィンドールにもっと入りたくなった。

(ずっと…レイブンクローの席から見てるだけだったから…こうやって一緒に悪戯出来るの夢みたい…)

楽しそうに話してるフレッドを見ながらも、切ない気持ちと嬉しい気持ちになりながらも。到着の汽笛が鳴り響けば私たちは慌てて汽車を降りた。

ハグリッド｢イッチ年生！イッチ年生はこっちだ！｣

『ほら！行きましょ！』

ハグリッドの案内に着いていき、4人でボートに乗ってホグワーツの城へと足を踏み入れる。

私にとっては2回目の入学、とても楽しいだけの思い出とは言えない場所…でもあの時と違ってまだ綺麗な城を見ながら私は大広間に入った。

フレッド｢俺らはグリフィンドールって決まってる｣

リー｢俺はスリザンじゃなければ何処でも｣

『私もグリフィンドールが良いわ』

少しずつ呼ばれる中、フレッド達とリーはグリフィンドールに決まった…そろそろ私の番…これで全て決まる。

マクゴナガル｢A・チェント！｣