笑顔で隠した本心 (ページ11)

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列車が発射してから振り向けば私の荷物があったはずなのに無い…これは前の人生では無かった。

『どうしよう…嫌がらせ？』

途方にくれて歩いていればフレッドが、コンパートメントから顔を出して手招きしてきた。

フレッド｢A来いよ！荷物運んどいた！｣

『あ、フレッドだったの？取られたかと思ったわ…』

フレッド達がいるコンパートメントに入れば、ジョージとリーも居て楽しそうに話してる。

ホグワーツの先生方は知らないだろうな…今年の1年生3人組は悪戯ばかりするような子だって。

『ふふ、はじめまして！私はA・チェント』

フレッドの隣に座れば前に座ってるリーに手を差し出す、そしたらリーも嬉しそうに握り返してくれた。

リー｢俺はリー・ジョーダン！よろしく！｣

ジョージ｢よし！この4人で悪戯をしよう！｣

フレッド｢お！いいアイディアだな！相棒！｣

不意に聞こえたジョージの発言に私はリーの手を握ったまま固まった、前の人生では彼らの悪戯に誘われた事もないのに…今現在、悪戯の加担に誘われてる。

そもそも、入学の時の列車は私は適当な子と乗ってたからこの3人とは乗ってない…私の何かが変えたのだ。

でも…それはそれで良いかもしれない。

『ふふ、良いわね！目立っては私は出来ないけど…協力させて？？』

リー｢わお…俺Aって大人しいかと思ってたわ｣

双子｢A最高だろ？｣

それから車内販売で適当なお菓子を買って食べながら、どんな悪戯をするかとか最初のターゲットは誰にするかとかを4人で話し合った。