笑顔で隠した本心 (ページ1)

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プロローグ1 ページ1

-Aside-

名前を言ってはいけないあの人…ヴォルデモート卿が復活し生徒含め教師陣は、死喰い人達と戦っていた。

それは私とフレッドも、例外ではなく。自ら志願してハリーの為にと杖を握った。

死喰い人がホグワーツに侵入してから1時間、私もフレッドもボロボロになりながらも1度合流した。

フレッド｢A！大丈夫か？｣

『うん、フレッドも酷い怪我…待ってね、エピスキー(傷よ癒えよ)』

私の大好きな顔に出来た傷を少しずつ治してく、この時の私は簡単な魔法しか使えなかった…自分は魔法が苦手だからと諦めてたから…。

フレッド｢ありがとう、Aが治してくれたからまた頑張れる｣

それでも、フレッドは笑ってくれた。でも…あの時もっとちゃんと魔法を学んでいたらもしかしたら…未来は変わったのかもしれない。

フレッド｢なぁ…姫？｣

『なぁに？』

フレッド｢これが終わったらさ、一緒に暮らそうジョージと俺と姫で3人幸せに｣

周りで魔法が飛び交う中、フレッドは真剣な顔で私を見てくる。

『もちろん、私も一緒に居たい…だから生きて、必ず』

フレッド｢姫を置いてくわけないだろ？｣

泣きそうになるのを堪えながらも、最後にフレッドとキスをしてからもう一度杖を持ち直して、私たちは離れた。

それが…間違いだった。