【名探偵コナン】人生の勝ち組と負け組って絶対釣り合わない！【安室透】

プライドはただの重い足枷なので軽い気持ちで捨てましょう ページ4

「…どうされました？」



「え」




アブナイ世界からイケボで引きずり戻された。



危うくそのまま戻ってこられなくなるところだった。ありがとうイケメン。





…じゃなくって。



両手。




…完全に、人間を超越した存在に対して崇拝する形になっていた。



これダメなやつだ。言い逃れできないやつだ。




イケメンを前にして曝された恥にいいわけする気も失せてしまう。




…いや、違う。



このお方に隠し事をしようだなんて愚の骨頂というやつなんだよたぶん。



イケメンの前でいいわけするべからず。正直に話して謝るべし。




「ごめんなさい、えぇっと…あ、あまりにもっ、あの……美形だったので！」



「………えっ」




あまりにもどストレートだったようで、イケメンはたじろいでしまった。



もしかしてあんまり言われたことがないのだろうか。



だとしたら今までにこのお方と巡り会った女性…否、人間は失礼ではないだろうか。



この美貌に打ちのめされた人は数え切れないほどいるはずなのに。(※個人的な見解。そうかもしれないしそうじゃないかもしれない)




そりゃあ私だって恥ずかしいですよ。身投げして死にたい。



でも自分でやらかしちゃった事だし、変に繕うよりこっちの方がマシだと思う。

やっぱり中身も期待を裏切らないイケメンだった→←後光が差すようなイケメン

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