わたしに恋バナは8年くらい遅い！ ページ18
半ば押し込まれるように、わたしは椅子に座る。
わたしの目の前にはカチューシャちゃん、その横にロングちゃん、わたしの隣に八重歯ちゃんが座った。
「まぁまずはゆっくり飲み物でも…」
言いつつメニューを広げてるけど、いや引っ張って急かしたのあなたですからね。
「わたしはいいよ。後から来る友だちといっしょに頼むから」
「じゃあ遠慮なく」
…ちょっとしか話してないけど、このカチューシャちゃん結構ユーモアだな。
・
「ない、ない、ない、絶対。絶対、ないって！」
カチューシャちゃん、基園子ちゃんの推測に髪を振り回す勢いで全力否定する。
「でも、梓さんも言ってたじゃないですか。笑ってたって」
「いやいやいやロン、じゃなくて蘭ちゃん、"楽しそうに"笑ってたじゃなくて、"面白そうに"笑ってた、でしょ？もしそうじゃないとしても、それがわたしに向けられたものとは、」
「それ、僕の話ですか？」
「わあぁっ！！！」
不意打ちに盛大にずっこけ、隣に座る世良ちゃんの腰に思わず抱きついてしまった。
本人が気にする様子もなく受け止めてくれたのがせめてもの幸いだ。
この人______安室さんは、どうしてこうもわたしを驚かせるのだろうか。意図なのかただの偶然か…
「すみません、宮日さんは驚かし甲斐があるのでつい」
そう言って昨日のように笑う彼。
なぜだかはわからないけれど、
そんな彼に今、何かを突き動かされた気がした。
*☼*―――――*☼*―――――*☼*
天空の難破船の哀ちゃんが頭に浮かんだのはわたしだけじゃないと願いたい。
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緑那(プロフ) - 三日月涼風さん» いーえどうかお気になさらず^^ (2018年5月12日 12時) (
レス) id: 3c1948d3a1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月涼風(プロフ) - 緑那さん» そうなんですね！お恥ずかしい（笑） (2018年5月11日 3時) (レス) id: 089d604416 (このIDを非表示/違反報告)
緑那(プロフ) - 三日月涼風さん» ひえええありがとうございます嬉しい！！なるべくはやく更新できるようにしますね！実は設定のとこの古谷はCVの方の古谷なんです…零じゃなくて徹なんですよ… (2018年5月10日 22時) (レス) id: 3c1948d3a1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月涼風(プロフ) - 今日作品拝見させていただきました！ものすごい続きが気になります！最初の、設定のところの古谷ではなく降谷ではないでしょうか？ (2018年5月10日 0時) (レス) id: 089d604416 (このIDを非表示/違反報告)
緑那(プロフ) - 美空さん» 実はわたしの夢主、自分の性格をピックアップしてちょっと改良した子がほとんどで、この人もそうなんです。つまりわたしも他人と話すのがとても苦手なんですよ…仲間ですね('ω') この小説最近手詰まってきちゃったので、そう言って頂けるととてもありがたいです。 (2017年9月7日 21時) (レス) id: 3c1948d3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑那 | 作成日時：2017年4月21日 7時
