べいびーぱにっく�� ページ38
｢みーちゃん、シルクおまたせ。｣
絵本を読んだり、ぬいぐるみで遊んだりしているうちにみーちゃんも少しずつ慣れてきたのか愛星お手製のサンドイッチが食卓に並ぶ頃にはすっかり仲良しになって、俺の膝の上でくつろいでいた。
｢お！美味そうなサンドイッチじゃん｣
｢みーちゃん、シルクにぃ○○お膝から降りてこっちの椅子に座ったら？｣
｢ちるくにぃにといっちょに食べるの！｣
俺の向かい側に座った愛星が優しく声を掛けるが、どうやら頑固なところも愛星に似ているようだ。
｢お膝にみーちゃんがいたらシルクにぃに食べにくいんじゃない？｣
｢愛星、俺なら大丈夫だから。みーちゃん、いただきますするか｣
｢いたーきまちゅ！｣
困ったように笑った愛星も一緒に手を合わせ、楽しいランチタイムが始まった。
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｢シルク、みるくてぃ…｣
ご飯も食べ終え一息つくかとお茶の準備をしているうちにどうやら２人は夢の世界へ。
彼はほんとに魅力的で誰にでも好かれる。
小さな子どもにだって、彼の魅力は自然と伝わっていくのだ。
そんな彼の傍にいれること。
彼を想っていられることはこの上ない幸せだ。
｢いつか、シルクの子どもが欲しい｣
みーちゃんを宝物のように大切に腕に抱き締めて眠る彼の横顔に私の密かな願いをのせる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
｢んぁ…？俺なにしてたんだっけ｣
開け放たれた窓から柔らかな風が吹き込んだところで覚醒する。
昼飯を食べた後、満足感から眠ってしまったのだろう。
ふと視線を下げると俺の胸に顔を埋めるように小さな寝息を立てるみーちゃん。
と、そのみーちゃんの背中を包むように眠る愛星の寝顔が見えた。
｢いわゆる、川の字ってやつか｣
こういうのを"しあわせ"と呼ぶのだろうか。
腕の中に存在する２つの温もりを噛み締める。
｢最初はお前に似た可愛い女の子がいいな｣
透き通るような白い頬に手を伸ばす。
愛星の幸せと俺の幸せが交差するように。
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姉｢今日はほんっとにごめんね！シルクくんもわざわざ面倒見てくれてたんでしょ？｣
｢いやいや、俺がみーちゃんに遊んでもらってた感じなんで全然｣
夕方になると愛星のお姉さんが平謝りしながら、みーちゃんを迎えに来た。
なんなら、泊まってけばよかったのに…と、思えるほど俺たちは仲を深めていた。
(まだまだ続きます)
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愛星(プロフ) - 星空夢月（ダホマサモトシル）さん» リクエストありがとうございます！少しお時間いただきますが、ぜひ書かせて頂きたいと思いますのでしばらくお待ち頂ければ幸いです。 (2019年5月6日 17時) (
レス) id: b124745788 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月（ダホマサモトシル）(プロフ) - リクエストです。シルクと彼女が入れ替わるって話お願いできますか？ (2019年5月5日 20時) (レス) id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
愛星(プロフ) - koyumaさん» コメントありがとうございます！悶える…最高の褒め言葉です！ゆっくり更新ではありますが、これからも２人を幸せにしていきたいと思っているので応援よろしくお願いします。 (2019年4月16日 22時) (レス) id: 31293b8be6 (このIDを非表示/違反報告)
koyuma(プロフ) - 一気に読ませていただきました！悶えました!!!好きの気持ちの揺れ動く様子がすごく伝わってきました。これからのお話も楽しみにしています。 (2019年4月16日 19時) (レス) id: 96592c7e36 (このIDを非表示/違反報告)
愛星(プロフ) - きぬたみさん» コメントありがとうございます！私自身もシルクさんのこと大好きなので、いろんな方々と｢好き｣を共有できることが嬉しいです。ゆっくり更新ではありますが、これからも頑張っていくので引き続き応援よろしくお願いします！ (2019年3月30日 18時) (レス) id: 31293b8be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛星 | 作成日時：2018年12月26日 5時
