桜に眠る恋【三神エンマ】

【35】用心が甘すぎる【時空神×暗黒神】 ページ8

暗黒神Side


俺には用心していることがある。それは…。


時空神「暗黒神！遊んでくれよ…」


はい。時空神が背後から飛びかかってくること。これが怖んだよな…いきなり背後から来るし。


「やだ。それにお前の遊ぶっていうのはダメな方だろ」


時空神「ちぇっ……つまんない…」


「つまんないじゃねぇよ。こっちは嫌なんだから」


時空神「えー…」


これがいつものこと。



ある日のこと。いつものように、警戒していたのだが。


何かがおかしかった。


気づけば、時空神に押し倒されていた。


「え…！？何この状況…」


時空神「時間を止めてこうしたんだぞ？」


「くそっ…」


時空神は時間を簡単に操る。この時点で俺はダメじゃないか。


時空神「警戒が甘すぎるんだよ…」


「うっ……ぁ……///」


耳を伝う舌。くすぐったすぎて、声が我慢できない。


時空神「いい声してんな…」


「んんっ……はっ……////」


耳を這う舌が、首筋へと移っていく。


「やっ……ゃめっ……////」


時空神「やめてやってもいいが…」


にっこり笑う時空神。


時空神「警戒、厳しくしとけよな？いつ俺が襲うかわかんないしな」


そう言った時空神の顔は通常時の顔とは思えなかった。


ーーー

時空神「あーつーい！」


暗黒神「うるせぇ黙れ」


時空神「襲われたいか？」黒笑←


暗黒神「ごめんなさい」←

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