今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:4,314 hit
小｜中｜大
復讐 9 ページ10
懐かしい家の玄関を通り過ぎ、2階へと上がる。
自分の部屋と、両親の部屋。まず先に、自分の部屋を見にいく。
黒猫「あれ？そっちに行くの？」
「いいでしょ。どうなってるか見て見たいから」
ノブを回して、押す。そこには。
普段と変わりなかった自分の部屋。
部屋の中に足を踏み入れる気はなく、ドアを閉じた。
そして、あのバカ両親が眠る両親の部屋へと向かう。
なぜかわからないけど、廊下が少し長く感じた。
ノブに手をかけ、押す。
両親の部屋は少し荒れていた。両親に近づくと、寝息が聞こえる。
右手を出すと、なぜか、月光に煌めくナイフが。
先は尖っている。
振り上げる。振り下ろす寸前、彼女の口は動いた。
「さようなら」
と。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
