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復讐 3 ページ4
学校からの帰り道。今日の授業は殆ど頭に入ってこなかった。え?なんでって?復讐のことしか考えてなかったから。
はぁ……復讐するにしてもどうしようか…。警察にチクるか?だいたい、バカ両親の打撃とか避けたいな。要は、反射神経ってやつだっけ?
殺めるか?でも、そんなことしたら死後は地獄行きよね。重い罪として。
どうしようか?そう思っていたその時。
「ねぇ、聞こえるかい?」
背後から声がして振り返る。見ると、小さな黒猫が。
おいで、と言って手を伸ばす。
それに呆れるように黒猫は。
「僕はただの黒猫じゃないよ?まぁ、喋る時点でおかしいとは思わないの?」
「そうね」
両手を戻して、歩き出す。
「ちょ、ちょっと待ってよ」
「…何よ」
不満そうに返すと、黒猫は言った。
「ここの近くに公園があるんだろ?ちょっと話さない?」
はぁ…何なの。ナンパとかじゃあるまいし。
「良いわよ」
これで家に帰る時間を遅れさせることができる。黒猫が歩き出したため、私もついていくことにした。
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