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復讐 3 ページ4

学校からの帰り道。今日の授業は殆ど頭に入ってこなかった。え?なんでって?復讐のことしか考えてなかったから。


はぁ……復讐するにしてもどうしようか…。警察にチクるか?だいたい、バカ両親の打撃とか避けたいな。要は、反射神経ってやつだっけ?


殺めるか?でも、そんなことしたら死後は地獄行きよね。重い罪として。


どうしようか?そう思っていたその時。


「ねぇ、聞こえるかい?」


背後から声がして振り返る。見ると、小さな黒猫が。


おいで、と言って手を伸ばす。


それに呆れるように黒猫は。


「僕はただの黒猫じゃないよ?まぁ、喋る時点でおかしいとは思わないの?」


「そうね」


両手を戻して、歩き出す。


「ちょ、ちょっと待ってよ」


「…何よ」


不満そうに返すと、黒猫は言った。


「ここの近くに公園があるんだろ?ちょっと話さない?」


はぁ…何なの。ナンパとかじゃあるまいし。


「良いわよ」


これで家に帰る時間を遅れさせることができる。黒猫が歩き出したため、私もついていくことにした。

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作者名:獄桜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年6月26日 21時

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