Ｏ型犬の上手な手懐け方マニュアル２

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倉「ビール飲みます？」

亮「トロピカルジュースがええ」

倉「今とって来ますね♪」


Σ あんの!?


散々弄 ばれた夜が明けて
せっかくの晴天の中、俺は鈍い腰の痛みせいで
サーフィンすら出来ひん

なんの為の慰安旅行やねんっ
逆に酷使しとるわっ

結局、仕事も終わらんかったし

はぁ……、帰ってからが恐い


倉「お待たせしました♪」

亮「Σ っ!?」

倉「バイトした事あるんで♪」


何の!?(汗)


パイナップルと傘までしっかりささった
店で出てきそうなくらい本格的なトロピカルジュース渡してくるわんこ

ここプライベートビーチやんな？(汗)
シェフとか居らんよな？(汗)

何もんやねんお前…(汗)


倉「どうですか？」


キラキラすなっ(汗)


亮「う、旨い…で？(汗)」

倉「良かった//」


尻尾フリフリしながら俺の隣の椅子に座ったわんこは、ビール片手にご機嫌や


倉「サーフィンしないんですか？」

亮「シバくぞお前」

倉「すみません…w」


俺のこの旅行唯一楽しみ奪いやがって


倉「あ、そういえば朝父から連絡あったんですけど」


Σ な、なんの用やっ!?父(汗)


倉「今日ここのビーチで撮影ある言うてました」

亮「撮影…？」

倉「はい、なんか写真集の撮影に使わして欲しいって言われたらしいです」

亮「へー…誰？」

倉「さぁ？そこまでは聞かなかったんで」


写真集かぁ…


亮「こんなプライベートビーチ使うって事は
有名な人なんかなぁ?」

倉「もしくは、見られたらマズいとか？w」

亮「………グラビア…とか？」

倉「………Ｒ 指定なアッチ系……かも？」

亮「…」

倉「………見に行きます？w」

亮「行く」

倉「www」




そんなん行くに決まってるやろっw

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