2話 ページ2
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「ほらな?大丈夫や言うたやろ?」
『ど、どうも…』
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私はあまりにも恥ずかしさに顔を上げられずにいた
いやだって、あんな失態見られたら誰でも恥ずかしくない!?
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「お前、見たことない顔やし新入生やろ?
もう入学式終わるで?」
『いや、もういいかなって』←
「よくないやろ
まぁ、でも去年も遅刻しよったやつおったしええやろ」
『そうなんですか?』
「おん
まぁ、それ俺とサムやけど」
『ダメじゃないですか』
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話上手な金髪さんの話に思わず笑ってしまった
この人モテそうだな…イケボだし←
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「ほな、俺もそろそろ行くわ
またな、AAちゃん」
『え、名前…』
「生徒手帳、落とさんようにな〜
気いつけや」
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ポンっと手の上に生徒手帳を置いて、校舎の方へ行ってしまった
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あ、私、金髪さんの名前聞くの忘れた
たぶん話を聞いている限りでは、2年生だろう
あの人絶対モテんだろうな…←
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実際、私もさっき名前を呼ばれた時に不覚にもドキッとしてしまった
同じ学校なわけだし、また今度お礼を…
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『いや、私声しかわからんやないかーい』
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1人で寂しくツッコミをしていると、予鈴がなったので急いで体育館に向かった
え?入学式??
終わってましたよ?え?←
メガネも忘れてなんにも見えないため、私はクラスだけ確認して家に帰った
母は激おこプンプン丸だった←
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大腿四頭筋 - めっっちゃ内容面白いですね!!更新頑張ってください!! (2020年4月21日 17時) (レス) id: d3d81965c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなお | 作成日時:2020年3月6日 16時