45.オタクと誘惑 ページ45
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先程よりも至近距離になり、だーさんの顔がすぐ近くにある
………ってあれ、なんで私は押し倒されてんの？
『あのぉ、こういう事はあんまり良くないかと…』
「どうして？」
『どうしてって…、それは…』
だって押し倒すって、つまりはそういう事でしょ！？
『私たち、そういう関係じゃないでしょ…？』
「じゃあ私のモノになってよ」
『…は？』
私のモノになって…？
「Aちゃんが欲しい。
私の恋人になってよ」
『！！…な、っ本気じゃないですよね…？(汗)』
待ってよ
こんなのいつものだーさんじゃない…っ！
「私の君への想いを疑うなんて酷いじゃないか
『っ…だめです、だめですよ太宰さん…！
私は太宰さんのことそんな風にはっ
____________ひゃあ！？』
太宰さんは私が最後まで言い終わる前に、いやらしい手つきで腰に手を添えてきた
「答えは“はい”でしょ？
ほら、言わないと続きしちゃうよ」
『っ……！太宰さんッ、』
腰に触れていた手が徐々に上へと、胸のすぐ下の辺りにまでのびてきた
「私の恋人になれば君の上司達から正々堂々と助けてあげられる
_________いや、
どんな手を使っても必ず守ると誓おう」
『……』
「_________わかった、ならこうしよう。
正式にじゃなくていいから、試しに付き合ってみないかい？
それなら君の事を守ってあげられるし、
Aちゃんもそれを理由に彼らから距離を取れる
何より恋人がいる女性と同居…住み込みで働かせるなんて真似はしないだろうし」
『…つまり恋人のフリ…？』
たしかに恋人のフリをするだけならいいかもしれない
条野さんも鐵腸さんも今までみたいに私に触れてこないだろうし、家政婦の件も断れる
「………」
それに太宰さんは私のオタク性を理解してくれている
だから、フリをするぐらいなら別に………
「A__________………」
太宰の顔が少しずつ、少しずつ迫ってくる
私はそれを受け入れるように目を閉じた
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カナ - 主さんジェイドすきなんですか！？ (6月26日 0時) (
レス) @page4 id: 4bbc6a8f1f (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - 草華さん» 読んで下さい有り難う御座います!!異能力名「恋の道しるべ」!!めちゃくちゃ良いですね！是非とも採用させて下さい！ (2023年3月5日 11時) (レス) id: 655992e81c (このIDを非表示/違反報告)
草華 - 面白かったです❗異能力名 恋の道しるべ はどうでしょう? (2023年3月4日 14時) (レス) @page1 id: dcb6064af8 (このIDを非表示/違反報告)
＿×××＿ - 何だこの神作者さんと思ったらゴーゴリ君の小説書いてる方！？今回も素敵なお話ありがとうございます…_:(´ཀ`」 ∠): (2023年2月16日 22時) (レス) id: 662d962f36 (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - 夕川 雨鱒さん» 初めまして！一気読みして下さったんですか！？ありがとうございます!!これからも更新頑張ります！(立原くん！良いですねｯｯ!!!!) (2023年2月15日 22時) (レス) id: 655992e81c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つゆこ | 作成日時：2022年11月18日 18時
