文化祭なのに日常 ページ40
文化祭今日は身内だけの公開で
うちの生徒とその親族しかいない。
午前中フリーの小宮と私、
校内を回らず食堂にいる。
「つき合わせちゃってごめんな」
小「べつにええよ〜」
バスケ部の人に会いたくなくて
食堂に逃げ込んでる。
結局2週間部活に行かなかった。
「こんなにバスケしてないん初めてや」
小「なんかあったん？」
「ん？んーただの嫉妬(笑)無い物ねだり」
自分が1番わかってる。
身長なんて言い訳。私に実力がないだけ。
自惚れてただけ。それなのに努力も放棄した。
「バスケ部辞めようかな…(笑)」
小「後悔しないならええんちゃう」
「後悔は絶対するー(笑)」
小「なら意地で頑張るしかないんちゃう」
「解決に全然なってないな(笑)」
顔を合わせて笑えばいつのまにか
いつものくだらない下世話な話で
アホみたいにお腹抱えて笑って
笑い過ぎで呼吸困難になって泣いて。
当たり前に小宮が頑張るしかない
って言うから、たぶん下手な言葉より
そりゃそうかってストンって腑に落ちた。
「私小宮と友達で良かった」
小「Aのデレ珍しい！！
もっかい言って！！ムービー撮る！！」
「きしょっ」
小「秒でツンやん」
ぷっ、あははははははは！！！
側から見たら何が面白いかわからんけど
私らにとってはこの雰囲気だけで楽しくて
勝手に笑いが込み上げる。
言葉にはしてやんないけど、
やっぱり小宮と友達で良かったわ。
「あっ！Aと小宮見つけたーー！！」
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白雪王子(プロフ) - ささん» こんばんは！リクエストありがとうございます！10年後の…とっても楽しそう(*´ｪ`*)考えてみます！！お話できた時はぜひお願いします！！ (2019年6月12日 2時) (
レス) id: 6b695120d5 (このIDを非表示/違反報告)
さ - 10年後の物語り書いて欲しい！！！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白雪王子 | 作成日時：2019年5月17日 20時
