あれ？私ってどこから来たっけ。その参【鬼滅の刃】

第116話:もう少し仲良く出来ないのか。 ページ24

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「たたたた助けて逃がしてAちゃんんんん、もう無理だ、もう足が立たないし無理なんよ！！ややややっとここまで逃げてきて塀を這ってきたきたんだ気配を消してヤモリのようにカサカサカサってさ！！イヤァアアア命に関わる殺されるっっっ」




私にしがみつきぎゃあぎゃあと喚いている善逸を冷めた目で見る炭治郎。




「逃げるって何からだ？あっ」




あっ、やべ。
私も善逸の背後に立つ人物に気づく。




「選べェ、訓練に戻るか、俺に殺されるかァ」




その人物は、善逸の頭をがっしり掴み、顔に血管を浮き上げている不死川さんだった。




え、不死川さん怖……。




「ギャァアアア勘弁してェェエエ工ギャッ…ギャモｯギャァアアアンヌ！！！」




ちょ、耳元でぎゃあぎゃあ言うなこの野郎！！！



ぶん殴るよ！？とか思ってると、不死川さんが「うるさい！」と言って善逸の首を手刀で叩いた。



『ひぇ…善逸、大丈…』




…夫じゃなかったね。




善逸の顔を見ると、舌を出して白目で気絶していた。




炭治郎が善逸をおんぶしてくれて、そのまま不死川さんの後ろを着いて行く事になったのだが。




……炭治郎と不死川さんの仲が本当に悪すぎる。





不死川さんは、





「俺はテメェを認めてねぇからなァ」





とか言ってるし、それに対して炭治郎も





「俺も貴方を認めてないので！禰豆子刺したんで！」




と返している。




もう少し仲良く出来ないのか君たち。

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