６石短編集 (ページ3)

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ジェシー×優吾ページ3

髙地side

誰なんだ、こいつは。

暑いなと思って、窓を開けたらいきなり入ってきた長身イケメン。

そして爽やか笑顔で、

ジ「どーも！ジェシーです。ヴァンパイアやってます。」

なんて言うもんだから、男の俺でもキュンとしてしまう。

しばし、訳が分からずぽかんとしてると、目の前にドアップのイケメン顔。

「何すんだよ！」と怒ってみても、変わらず笑顔を向けてくる自称ヴァンパイアさん。

ジ「今日の月は、満月でしょ？だから、血が欲しいの。甘い匂いがしたと思ったら、君なんだもん。」

いや確かに満月ですけど、それが理由で血が欲しいとか知らねーし！

脳内でツッコミを入れていたら、「いただきまーす」と尖った歯をたてようとしているヴァンパイアさん。

これは、本格的にやばいかもしれない。