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真鈴said
自己紹介も終わり、恒例...だと思うクラスメイト達からの質問責めはなく、普通に(?)昼まで過ごせた私。
四時限目が終わって皆が動き出すのを見てから、私は常時開放されているらしい(珠奈さん情報)屋上へと上った。
因みにスマホは授業中以外ならばつついても良いという事なので、奏歌には先にLinで、屋上で食べようという旨を伝えてある。
だからちゃんと来る...はず。
うん。
え、今日は来る...よね?
〜☆☆☆〜
ガチャ バタン
屋上で奏歌を待っていると、扉が開閉する音がした。奏歌かと思ってちらりとそちらを見ると、そこには...
クラスで“さとみくん”と呼ばれていた人がいた。
「やほ、緑川さん。
俺は桃夢聡弥。クラスの奴らみたいにさとみくんって呼んでくれて良いから」
なんでこの人が…?
まさか、付いてきた?え、気持ち悪っ。
イケメンだからってなんでも許される訳じゃないと思うんだけど...(真鈴はメンタル激強(?)で、ある意味イカれてます)
『あ、ど、どうも、み、緑川...真鈴、です。よ、宜しく、お願い...します。
で、でも...どう、して...此方、へ?』
此方も挨拶しないと...と、キャラを忘れることなく挨拶を済ます。それから気になっていたことを聞く。
ガチャ
「お待たせしました、姉さん」
そこで、やっと奏歌がやってきた。
何故か私と、えっと...さとみくん?の間に立って。
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