検索窓
今日:19 hit、昨日:11 hit、合計:6,670 hit

ページ4

真鈴said


学校のある丘の麓まで、何とか走って着くことの出来た私たち。

私たちは絵師知り合いの珠奈(しゅな)さんに聞いたことがあるのだが、

校門までの坂はロープウェイで行くらしい。ベンチ制(?)のやつ。



え、雨が降ったらどうすんの。



そしてロープウェイに乗って数分。校門前まで着いた。

遅刻に関しては、実はまだ大丈夫。この時間は予測して、私は余裕をもって遅刻とか言ってたから。





〜☆☆☆〜
私たちはその足で校長室に行って扉を開けると、私と奏歌それぞれの先生が来ていた。

私の方の担任の先生は所謂メガネ美人の女性で、かくいう奏歌の方も、まるで双子の妹のように似た先生だった。
説明して貰うと、矢張そうらしい。珍し。

因みに、歳が一年くらい開いてしまっているから、学校では奏歌は1コ下である。




真鈴『じゃあ、また昼にね』

奏歌「姉さんと離れるのやっぱ無理ー!
癒しがなくなるー!」

矢張と言うべきか、奏歌は教室に行くのを渋る。

真鈴『五月蝿い。また昼に会おって言ってんでしょーが。それまで待ってて』

私はこう言っておく。

奏歌「良いの?じゃあ待ってる!
ってかここでもツンデレ発動かよ尊っ」

するとたちまち機嫌を治して、何時も通りのことを言う奏歌。
...一応、忠告しておいた方が良いかな。

真鈴『教室ではちゃんと別キャラ作ってよ?
じゃないと私が困る』

奏歌「分かってるって」

その返事を聞いて、安心した。

そしてそのすぐ後...



姉妹『「頑張って」』

お互いに向かって同時に言った。

そして担任の先生に案内され、エレベーターでフロアを上がった。

因みに、隣には階段もちゃんとあった。多分地震や火事などの避難用だろう。

この学校、やっぱり色々とすごいな。



あと、勿論セキュリティーもしっかりしていると教えてくれた。
マジか。ハイテクじゃん。

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 学パロ , VTuber
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優衣璃 | 作者ホームページ:無いです  
作成日時:2021年7月27日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。