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奏歌side
今日は運動会当日!体操服に着替え、弁当や水筒は勿論、他にも色んなものをリュックに詰めて、きちんと戸締りもして家を出る。
今日は頑張って、姉さんにたっくさん褒めて貰うんだからっ!!😆
そして学校に着き、私は、今日も今日とて尊い姉さんと渋々別れ、教室へ向かう。
ガラガラッ
彩「あ、奏歌ちゃんだ!おはよう!!今日は頑張ろうね!!」
奏歌『おはよう彩乃ちゃん。
うん、頑張ろうね』
教室のドアを開けると、彩乃ちゃんはすぐに反応して挨拶してくれた。
私はこっちではクール系キャラだから、表情筋は少し動かすだけにしている。私の演技力みさらせやー!(古っ)
それから暫く彩乃ちゃんと話していると、先生が来てHRが始まった。いよいよだ...!
そして先生に促され、私たち生徒は運動場に出た。姉さんいないかな、と思って周りを見渡すと、姉さんはすぐに見つかった。
私を見てくれていたからつい手を振ると、姉さんは気づいているはずなのに、何も応じず前を向いてしまった。
ほんっとツンデレな姉さん尊すぎ...!!
っと、危ない危ない。つい反応してしまった...
って、あれ?姉さんの後ろ...いろんな人が姉さんの脚とかを蹴って...る?
は?何それ?死.にたいの?てか皆親来てるんだよねその行動は大丈夫?
開会式が始まり、ラジオ体操をして、校長のあの無駄に長い話を聞いて、ついに運動会の開会だ。
最初は私たちが全員出る台風の目。
月「1Cの皆で、他のクラスはぶっ潰.してやろー!!」
月城くん...!
流石学級委員長、士気を上げるの上手い!!
1C「『オー!!!』」
私たちは運動場に駆け出した。
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